hair PANACHE

髪のデザインや、ケア、スタイリング、ヘアドネーションなどなど

「 似合う似合わない 」の法則?


 

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美容師の仕事を一言で言うなら「 髪を素敵にする事 」
「 お客さんの要望に応え、不満を解消する仕事 」と言い換える事もできるでしょう



その中でもわりと多いのは「 似合う髪型にしてほしい 」と言うご希望

 

「 似合う似合わないの法則 」は、美容師になって以来36年追い続けているテーマです
ところが、このテーマ… 考えれば考えるほど難しい
様々な要素と複雑に絡み合っているように思います


「 似合う髪型 」でネット検索してみたり、ヘア雑誌の特集ページを見てみると、顔型別の似合う髪型が出てくる事が多いです

「 丸顔の人はこんな髪型に 」、面長の人、エラが張ってる人、などタイプ別に解説されています
自分の顔の形をコンプレックスに感じておられる方は少なくありません
顔の形が欠点とした時のカバーとしては有効ですが、逆タイプの人から見れば欠点じゃないかもしれません

だとしたら「 個性として逆に強調してみる 」と言う方法も考えられます
「 顔型別似合う髪型 」は、あくまでも参考までに… といった見方をしていた方が良いように思います


この事についても色々な方法があるので、又あらためて書いてみようと思います

 

似合う似合わないの法則に大きく関わってくる事の1つに「 流行 」があります


ヘアスタイルは、時代を反映している事が多いです

たとえその時似合う髪型をしていたとしても、10年たって見てみると「 あの頃はあんな古臭い髪型をしてたね 」なんて事もしばしば…


洋服やメイクにも同様の事が言えますよね
決して流行の最先端を行く必要は無いと思いますけど、その時代に合った髪型、もしくは不変的なデザインにしている事なども、要素の1つではないでしょうか

 

更に、似合う似合わないの法則には、精神状態も大きく関わっていると思います
たとえ似合う髪型をしていたとしても、不安そうな態度や表情では似合うものも似合わなくなる事があります
髪型を変えた時は特に、今までと違う自分に違和感を感じる事がありますよね
そんな時に自信の無いそぶりをしていると、似合って見えなくなる事もありそうですよ

 

人の好みもそれぞれ違ってたりしますよね!?

好みが違うから逆に面白いです

たとえ気に入ったデザインの髪型にしていても、ずっと同じ髪型にしていると飽きも生じてきますしね

いずれにしても奥深きはデザイン

今回は、具体的な結論が出ないまま終わろうとしていますけど、自分が好みで気分の良いヘアスタイルが良いんじゃないでしょうか

それらを具体的な形にして表現できるよう、これからも試行錯誤模索し追求していきたいと思います